コーディングメソドロジー

第16回 メンタルコントロール

新年号ということで、「技術」面の話の多いこのコーナーも、少し違う観点からお伝えしたいと思います。
人はだれでも、やる気のあるときは生産性も高く、ミスをすることも少ないものです。ということは、「気持ち」をコントロールして、必要なときに「やれる」状態にすることができるのであれば、それは、コーディングスキルの向上や知識の蓄積などにも引けを取らない重要な能力といえるでしょう。今回は、単なる「気合い」や「ガッツ」ではない、そんな「スキル」としてのメンタルコントロール方法をご紹介します。

第1章-粗いスケジュールと精密なスケジュールの使い分け

スケジュール

制作において、スケジュールを立てるというのは、常に大前提になります。ただしWEB制作においては、どんなデザインで、どんなページかまったくわからないうちに、予定を立てなくてはならないことがしばしばです。


たとえば、通常、平均すると1人で1日5~6ページを制作することができるコーディングファクトリーのメンバーでも、1日に1ページしかできないような複雑なデザインや仕様の場合もあります。実制作者として、案件の全貌を理解した後に精密なスケジュールを立てることは比較的やりやすいと思いますが、確実なことをお約束しようとするあまり、粗いスケジュールを立てることが苦手になっていないでしょうか?


しかし、実は、粗くでも予測できる先の長さが長いほど、緊急対応の優先順位づけは正しくできるのです。


コーディングファクトリーでは、ほぼ1ヵ月単位で粗い制作スケジュールを立てています。そうすることで、たとえば突発的に緊急の案件をいただいたときでも、どこが調整可能で、どこが調整不可能なのかを瞬時に判断することができるようになります。

第2章-「できる」と確信する因数分解

「できる」と確信する因数分解

大型案件などで、こんなケースがあります。「あと300ページ作らないとならない。納期までは2週間を切ってしまった。原稿全部に目を通したいけれども、最初の納品が3日後なので、まずはそれに手をつけなければ。全部の原稿には目を通すことすらできない・・・。」


そんな時、特に経験の浅いコーダーの場合、目の前の300ページ分の原稿に圧倒され、最初の納品までの短い時間にプレッシャーを感じ、混乱してしまうことがあります。


そんな時のおすすめの方法は、ひとまず数ページをやってみることです。そうすると、自分が1ページを平均何分でできるかがわかり、300倍すれば全体の概算制作時間数がわかります。もちろん原稿を見ていないページがあるので、バッファーとして、約2割増しの時間を考えれば安心です。それを納期にあてはめれば、自分のキャパシティーで納品可能かどうかがわかります。


そもそも物理的に不可能な量であれば、ヘルプを頼んで工数(=納期が決まっている以上は制作人数)を増やして対応する必要がありますし、うまくその通りに進めば間に合う状態なのであれば、ひき続き進めて、区切りごとに平均制作時間を守れているかを確実に検証していく必要があります。つまり解決のための具体的な手段の検討に入れるのです。


とにかく「訳もわからず不安」な状況から脱し、統制感を持って、安定した精神状態で目の前の仕事に取り組めることがパフォーマンスをあげる秘訣です。

第3章-モチベーションの高い仕事のしかたをする

2.56の力

左の割合を見てどう思いましたか?自分のことにあてはめて考えると、納得できませんか?


コーディングファクトリーでは、コーダーがなるべく直接お客様の声を聞き、お客様と打ち合わせをするような方針を取っています。


単純な時間的な効率だけを考えると、営業担当者やディレクターがお客様からヒアリングをして、それをまとめてコーダーに伝えるほうが、効率的なのは明白です。しかし、そのために1の力しか出せなくなるとしたら、本末転倒ではないかと考えています。


「仕事だからやらされている」のではなく、「お会いしたことのあるあのお客様と一緒に、お客様の納品にご協力したい」という気持ちを一人一人が持ち続けたいのです。それが、2.56の力としてお客様に還元できるようにしていきたいと考えています。

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