コーディングメソドロジー

第137回 WordPressの多言語対応について

インバウンド(訪日外国人客)の増加やビジネスのグローバル化が進むなか、弊社のお客様の中でもWordPress構築サイトを多言語化したいというご要望が増えています。WordPressは様々なカスタマイズが可能なため、多言語サイトを作る方法がいくつかあります。今回は、多言語展開するときの方法と、よく利用している多言語用プラグインの「WPML」について紹介します。

多言語展開するときの方法

■ 言語ごとに別々のWordPressを設置する

マルチサイト型(図1)と呼ばれるもので、日本語・英語で別々のWordPressを設置する方法です。
1つの言語に対して1つのWordPressなのでシンプルで扱いやすいメリットがありますが、投稿画面が言語ごとに別々になってしまうため更新に手間がかかってしまうこと、また言語を追加する際には、新たにWordPressを設置する必要がでてきます。その点では、制作の工数も多くかかってしまいます。
言語毎にデザインが違うサイトや更新頻度が少ないサイトでは、こちらの方法がおすすめです。

図1:マルチサイト型

  • WordPressログイン後、サイトの管理画面の切り替えが出来る
  • 日本語サイトと英語サイトの2つに分かれているため、デザインやレイアウト(使用するテンプレート)は異なる
■ 多言語対応のプラグインを使用する

もうひとつの方法は、多言語用のプラグインをWordPressにインストールする(図2)方法です。
プラグインを使うことで1つのWordPressで多言語の管理が可能となり、1つの投稿を複数の言語で切り替えて表示することが出来ます。
こちらの方法では、すべての言語で同じデザインである必要があります。デザイン・レイアウトが同じでテキスト(言語)が違うページが出来るイメージです。

図2:多言語用プラグインを使用

  • WordPressログイン後、1つの管理画面で日英の編集が可能
  • 同じサイトなので、デザインやレイアウト(使用するテンプレート)は共通

多言語用プラグイン「WPML」

WordPressには多数の多言語対応用のプラグインがありますが、実際の案件では、次のような理由から有料プラグイン「WPML」の使用を提案することが多くあります。

  • 定番であることから、カスタマイズや応用がききやすい
  • デフォルトの機能が充実しており関連プラグインも多数ある
  • テクニカルサポートの窓口がある
  • セキュリティ対策にも力を入れている

画面1は、実際に「WPML」をインストールした管理画面のサンプルです。
このように、各言語の国旗アイコンで簡単に言語切り替えが可能になります。言語の切り替えは、投稿画面(画面2)のプルダウンからも可能となっており、同時に各言語の編集が出来ます。

画面1:管理画面サンプル

画面2:投稿画面サンプル

通常の管理画面に機能が追加されますので、少し複雑になりますが難しいことはなくシンプルに操作が出来るかと思います。言語毎のURLの設定は、マルチサイト型と同様に、サブドメイン式(https://en.test.com)サブディレクトリ式(https://test.com/en/)の両方から選ぶことが出来ます。
また、同じWordPressに後からの言語を追加することも可能です。多言語サイトをお考えの際に検討のひとつにしてみてはいかがでしょうか。

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