• コーディング ファクトリーHOME
  • Coding Methodology
  • 第120回 miCheckerを使ってWebアクセシビリティを学ぼう

コーディングメソドロジー

第120回 miCheckerを使ってWebアクセシビリティを学ぼう

miChecker(エムアイチェッカー)とは、総務省が無償で配布しているWebアクセシビリティ評価ツールです。主に、Webコンテンツが「JIS X 8341-3:2016」に準拠しているか確認するための「検証支援ツール」として広く知られていますが、Webアクセシビリティに関する様々な知識を学ぶ学習ツールとしても利用することができます。今回は、miCheckerを使って、具体的にどのようなことが学べるのかをご紹介します。

■付属文書を読んで基礎を身につける

miCheckerは、総務省のサイト(下記の参照URL)からダウンロードすることができます。ダウンロードしたzipを解凍すると、実行ファイルのほかに、複数のファイルが付属されています。その中にある2つのPDFファイル(表1)を読むだけでも、Webアクセシビリティに関する知識はかなり深まります。

miChecker
利用ガイド.pdf
miCheckerの使い方をとおして、様々なユーザの利用状況や支援技術について解説。Webアクセシビリティの基礎とその重要性、法律と規格の概要もあわせて記載されている。
miChecker
達成基準別活用法.pdf
「JIS X 8341-3:2016」の達成基準の概要のほか、基本的な考え方やポイント、事例などがまとめられている。

表1:付属PDFの解説

■「詳細レポート」からJISの達成基準と達成方法を知る

miCheckerにURLを入力し、ページの検証を実行すると、問題および問題の可能性が高い箇所が画面下部の「詳細レポート」に表示されます。(図1)

図1: miCheckerの詳細レポート
図1:miCheckerの詳細レポート
  • ・達成基準の確認手順

    詳細レポートで内容を確認したい行を選択し、右クリックする。「達成基準を見る」を選択し、達成基準番号(図1-①)をクリックすると、ウェブアクセシビリティ基盤委員会(WAIC)の提供する、達成基準の解説ページが表示されます。

  • ・達成方法の確認手順とヒント

    達成基準と同様に、右クリックで表示されるメニューの「達成方法を見る」から、達成方法の解説ページを表示することができます。

問題のあるコンテンツの達成方法(解決策)が複数ある場合には、達成方法番号(図1-②)の頭についているアルファベットに注目します。このアルファベットは達成方法のカテゴリを示しており、「H」がHTML/XHTMLを使った方法、「C」がCSSを使った方法、「G」が(特定の技術ではない)一般的(General)な方法となります。達成方法に迷ったらヒントにするとよいでしょう。

miCheckerは、このようにWebサイトの検証ツールとしてだけではなく、Webアクセシビリティを学ぶツールとしても活用することができます。また、付属の「ワークシート.xlsx」と、WAICが提供している「実装チェックリストの例」を組み合わせることで、そのサイトに特化した達成基準チェックリストを作成することもできます。作成方法の詳細は、前述の「miChecker利用ガイド.pdf」に記載されていますので、興味のある方は試してみてください。

  • 大規模サイト制作のご案内 大規模サイトプロジェクトのポイントやサービス内容をご紹介
  • コーディングメソドロジー
  • コーディングファクトリートピックス
  • 受注活動サポートサービス
  • コーディングファクトリーニュース
  • IllustratorでのWebデザイン
  • 求人案内
  • 株式会社モノサス
  • お問い合わせ

    コーディング相談ダイヤル

    お問い合わせ

  • ご相談、お問い合わせフォーム

    ご相談、お問い合わせフォーム