- CODING FACTORY TOPICS
- Vol.73 2014年11月号
先月号でご案内した11月末に開催の「レスボンシブWebデザインセミナー」の準備について、ごく一部ではございますが内情をお伝えしてみたいと思います。
「今年はどんな内容でセミナーをやろうか」「いつ頃開催しようか」今回のセミナー準備は、8月頃から始まりました。開催の3-4ケ月前から内容についての話し合いと平行して、集客数の目標に沿った会場候補の選定をしました。
2011年11月に開催したコーディングガイドラインセミナーの参加者は283名。これを超えることをまず最初に目標としました。
東京だけでなく大阪でも開催すること、お客様に足を運んでいただきやすいことを考慮し、今回東京ではEBiS303、大阪は梅田スカイビルにて、なんと!2011年の約2倍の600名を目指すこととしました。
関係者を集めてのキックオフは9月末、ここではセミナーコンセプトや会場、全体スケジュールの情報共有です。
この後から講師陣は自分が担当するパートのテキスト作りに入り、案件と平行しての、それは恐ろしい地獄の日々が始まるのでした。
週1、2回、約2時間の打合せを個別に行い、先ずはテキスト作成に注力し、内容をしっかり詰めていきます。
それぞれの内容が固まってくる頃には、講師全員で全体での内容確認をする場を設け、講座間で整合性が取れているか、言い回しが揃っているか、どういう書き方をすれば伝わりやすいか等、お互いにアドバイスし合いました。より良い内容に作り上げていくためです。
日々の業務と並行して準備をするので何事も予定通りに進みません。
テキストが完成したのは、なんと11月2週目に入ってからでした。
想定スケジュールから少し遅れてしまいましたが、講師陣はきっちりがんばってとても素晴らしいテキストを仕上げてくれました。
テキストが出来上がると、いよいよ話す練習の開始です。当日お配りするテキストだけでなく、分かりやすく話ができるような台本も講師が自ら用意。お伝えしたいことが正しく伝わるにはどんな話し方がいいか一言ずつ確認し、台本を修正、持ち時間をオーバーしたり、ショートしたりしないよう時間を計りながらの練習練習練習・・・。
弊社のセミナーではPowerPointでテキストを作成するため、スライドを進めるタイミングや、話の間の取り方、アニメーションのタイミングを入念にチェックしながら練習練習練習・・・。
普段人前で話すことなど皆無の講師達は喉をカラカラにしながら(昼夜問わず)スライドを進め、しゃべり続けたのでした。
話すことの練習は講師だけでなく、司会者も同じです。自社主催のセミナーは司会者も自前なので、滞りなく講演を進めるために、司会者の練習も欠かせないのです。
当日皆様の前で話すことのないスタッフ、受付を担当するスタッフの練習ももちろん行いました。スムーズにお客様対応するにはこちらも必須の練習です。
この練習風景はセミナー前の恒例の風景となります。
お客様役と受付役に分かれて、当日のシュミレーションをしっかりと行います。嬉しい悲鳴として毎回多くの方に御申込いただくので、お申込窓口の担当者もてんてこ舞いです。受付したことをお知らせするお電話、リスト入力、当日お持ちいただく受講票の発行や申込人数の報告等など。
弊社主催のセミナーでは全ての役割をスタッフで行わないとなりません。その役割は突然やってきます。そして皆、精一杯がんばります。
このCFNが皆様のお手元に届く頃には東京開催が無事終了し、大阪開催中、もしくは全て終了している頃かと思います。
ご参加いただいた方々から満足を得らるべく準備を進めましたので、ぜひセミナーの感想をお聞かせください。