- CODING FACTORY TOPICS
- Vol.31 2011年5月号
-しっかり働き、しっかり楽しむ-
4月8日、弊社は屋形船を貸し切り、隅田川を遊覧するお花見を催しました。
東日本大震災後、東京ではあらゆる娯楽が「不謹慎」という言葉で自粛される中、計画停電や都知事の「花見自粛」発言などもあいまって、花見を楽しむ人の数は例年に比べ大幅に減ってしまったようです。
震災直後、花見幹事の私も被災地の方達のことを思うと花見を行うこと自体、躊躇する気持ちも抱きました。しかし、「不謹慎」という言葉で経済活動を萎縮させ、被災地が復興するための国の経済的な体力まで奪ってしまっては本末転倒です。働く環境が少しでもある私たちはできるだけいつも通り働き、消費活動や娯楽もしっかり楽しむことが、今回の震災の経済復興にもつながるのではないでしょうか。そのような想いから、弊社は予定通り花見を開催することを決定しました。
花見当日、越中島桟橋の乗船場にむけ、メンバー総出でバスにて出発です。乗っている時間は短かかったのですが、さながらプチ観光バス?というもよう。車中ではくじ引きで船での席とゲームのチーム決めをしたり、罰ゲームの案を投稿したりしました。そうこうしている間にあっという間に乗船場に到着。いよいよ屋形船に乗り込みます。
船内は座敷にちゃぶ台が並び昭和な宴会ムードです。
各自くじ引きで引き当てた席に着いてもらい、飲み物が回るやいなや、乾杯の催促が!いよいよ乾杯です!
繁忙期を終え、みんなでいただく一杯は一段と美味しいもの。ただし幹事たちはそんな余韻を味わう暇はありません。
息つく暇もなく、次なる企画‘モノサスヘキサゴン大会’の準備に取りかかります。
持ち込むのに苦労するほどの巨大な箱に入った本格的なクイズボタンと音響を設置し、手順を復習していよいよ開始!
幹事三人(菊永・渡辺・中庭)は花見アフロや殿様かつらをかぶった衣装に着替え、みんなの前へ登場しました。
ヘキサゴン大会のルールは、各チームの回答者がクイズに答えられたら抜けてゆき、一番先に全員があがったチームが優勝。クイズは最下位のチームの最後の一人が解答できるまで続きます。
クイズ対決は徐々に熱気を増してゆきます。終盤、うしろに並ぶ代表・林の圧力をうけつつ懸命に答えようとするDチーム花香と、対するEチーム新人・池田の天然対決に、場はおおいに盛り上がりました。
↑賞品で代表・林のプロマイド入り体重計を引き当てた宮川
ゲーム終了後、優勝チームのメンバーにはそれぞれくじ引きでうれしい(・・くない人もいる?)賞品を引き当ててもらう一方、最下位のチームのメンバーにはみんなに考えてもらった罰ゲームをこなしてもらい、体を張って場をもりあげてもらいました。
その後はスカイデッキにあがって花見タイムです。残念ながら今年は節電の影響で隅田川の夜桜のライトアップもなく、その他の夜景もほとんど見えない状態だったのですが、船の上に上がって夜風にあたるだけでみんなハイテンションです。そんな中、幹事・菊永の「桜」の弾き語りの演奏も披露され、花見はしみじみと終盤を迎えました。
最後は代表・林の言葉で会は無事閉幕しました。
幹事としての反省点はいろいろありましたが、(時間が押して、もうひとつ用意した企画の時間がなくなってしまうなどなど・・・)総合的にみて、今回の花見は成功したのではないかと思います。
なにより社内全体で同じ場所にゆき、同じ料理を食べ、同じ時間を楽しむ、そういう花見を例年と変わらず行えたことが嬉しく、ありがたいことだと思います。
また来年も楽しいお花見をできるよう、今年度もはりきって仕事を頑張りたいと思います。