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タイの新型コロナ対策状況

モノサスは、東京・大阪・徳島・山口・タイと、多拠点で仕事をしています。今回は、タイにおけるコロナ下の状況についてご紹介します。

タイのコロナ対策

世界に広がった新型コロナウイルスは、タイでは2020年1月12日に最初の患者が確認されました。その後、3月にムエタイ会場での集団感染が発覚。翌月のタイの旧正月(ソンクラン)の連休は、帰省による地方への感染拡大の懸念から延期が発表されました。

そしてバンコク都は3月21日、商業施設を閉鎖する措置を発表。生活必需品を扱うようなスーパーやドラッグストア、生鮮食品を扱う店舗は除外されたものの、デパートやショッピングモール、市場などが休業を余儀なくされ、飲食店は持ち帰り・デリバリーのみの営業に制限されました。

3月26日、プラユット首相が新型コロナウイルス感染症対策で強権的な措置を可能とする非常事態宣言を発表。全国の競技場や公園など感染の恐れのある施設を閉鎖。外国人の入国も禁止されました。

4月2日には夜間外出禁止令が発令され、22:00〜4:00までの間、医療や物流関係者を除き、一般市民の外出を禁止。その他、国際線旅客機の乗り入れ禁止、酒などアルコール類の販売禁止なども発表され、観光大国であるタイの社会・経済は一変することになります。

その後、5月以降に段階的に規制措置の多くは解除されたものの、10月21日時点で新型コロナウイルス対策の非常事態宣言は11月末までの延長が決定されており、当初の想定よりも規制は長期化しています。

最近は観光の再開に向け慎重に段階を踏みながらコロナ前の状態に戻しつつありますが、日本人など外国人のタイへの渡航については、いくつもの条件や政府指定のホテルでの14日間の隔離など、まだまだ制約は多く、容易ではないのが現状です。

タイの感染者数について

こうした強制力のある大々的な規制の効果はあって、タイ国内での新規患者発生数は、5月26日からほぼゼロで推移しています。ASEANの中では、フィリピン、インドネシア、ミャンマーが感染拡大で苦労しているのに対し、タイとベトナムは感染封じ込めに成功したと言われています。新型コロナウイルスの回復状況を調査する「Global Covid-19 Index」の発表によると、タイは7月末時点で世界1位の評価を受けたほどです。

タイ保健省によると、10月19日現在までに、新型コロナウイルス感染で治癒した(退院した)人は3,488人。入院中144人。亡くなった人は59人。合計3,691人。
過去5ヶ月に報告があった感染者のほとんどは隔離中のタイ人帰国者、外国人入国者で、国内感染はほぼ収束したとされています。

ただ気になるのは、タイ国内での新規感染者数が何ヶ月もほぼゼロなのにもかかわらず、タイから日本へ帰国・渡航した人の中から、空港検疫で感染がちらほら確認されているということです(9月1日以降11人)。
通院や検査には至っていないが、感染している、もしくは感染していた、という人が、私も含め、実際にはどれくらいいるのか見えない怖さがあります。

暮らしの中で感じたこと

モノサスタイランドは3月下旬より在宅勤務を推奨し、現在もテレワークを継続中です。
入居するオフィスビルでは同様にテレワークを進める企業は多く、たまにオフィスへ行くと、ほとんど人とすれ違わないような時期もありました。

普段の暮らしの中でも生活様式の変化は著しく、驚いたことも多くありました。特に印象的だった対策をいくつかご紹介します。

夜間外出禁止令

2014年のクーデター以来の夜間外出禁止令。違反すると実際に逮捕されたり罰金が科されるため、街から本当に人がいなくなりました。
開始2時間前の20時からタクシーの配車アプリも使えなくなり、帰宅する人も車も徐々にいなくなって、平常時は賑やかな通りが静まり返っていく様子は異様でした。

お酒の販売禁止

飲食店も営業停止の中で、なぜ?と思いましたが、家に集まって飲むような状況を防ぐためのようでした。夜間外出禁止とセットで効果があったのかと思われます。
タイは平常時でもお酒の販売が出来ない時間帯・祝日がありますが、世界的に見ても日本は特にお酒に寛容な国だと言われています。

飲食店での店内飲食禁止


ショッピングモールに臨時に置かれた椅子で待機する
デリバリーアプリのドライバー達

飲食店への営業規制が数ヶ月続き、閉店に追い込まれたお店も多く飲食業は深刻な打撃を受けました。一方で、Uber Eatsのような、Grab FoodやFood Pandaといった現地のフードデリバリーアプリの取り扱い店舗が充実し、毎日全く出歩かなくても生活に困らないようになりました。

検温・シール・チェックイン

ビルや商業施設などの建物は出入口が限定され、検温が現在も行われています。問題なければ検温済のしるしに日替わりのシールが服に貼られ、併せて、QRコードを読んで入退出時に簡単なチェックイン/チェックアウトが求められます。マスクはどこへ入るにも必須です。

軍政の流れをくむ現政権の強権的な施策もあって、感染拡大こそ抑えられているタイですが、経済や雇用への影響は深刻さを増しています。
日本でも度々報道されている通り、現政権の退陣や憲法改正・王室改革を求めるデモも活発化しています。
デモ対策のために駅が閉鎖されることから、企業も事前に社員を早退させるなど、日常生活にも影響が出ており、動向は今後も注視していく必要がありそうです。
(モノサスタイランド 宮川)

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