コーディングファクトリートピックス

Keep、Problem、Tryを共有。CFの「案件振り返り会」について

Keep、Problem、Tryを共有。CFの「案件振り返り会」について

コーディングファクトリー(以下、CF)では、案件終了後、その案件に関わった社内のメンバーが集まって改善点などを話し合う「振り返り会」を行なっています。
今回はその目的や方法についてご紹介します。

振り返り会の目的

納品が一段落すると、休む間もなく次の案件が始まるというサイクルはよくあります。しかし、仕事の質を高めつつ効率も上げていくためには、しっかりと案件を振り返って総括する機会が必要です。
特に案件に関わる部署が複数あるケースでは、部署を超えて連携しながら進行したプロセスがどうだったのかを振り返ることで、「案件を円滑に進めるための知見」が蓄積されていきます。
今後担当する人やチーム構成が変わったときに同じ課題でつまずくことがないよう、業務フローは常にブラッシュアップしていかなければいけません。
同じ失敗を繰り返さないために、また、上手くいった進め方は今後も継続していけるよう、CFでは「振り返り」の機会を大切にしています。

振り返りのタイミング

「振り返り会」は、その案件が終了した後、なるべく早いタイミングで行ないます。
まだ記憶が新しく、細かい部分まで覚えている段階で情報を整理することで、振り返りの精度が上がります。
上手く進められなかった案件でも、「何とか納品出来たのだから次にいこう」と振り返りをスルーしがちですが、ここで過去から目を背けてしまっては、そのうちまた同じ失敗を繰り返してしまうかもしれません。逆に、特に問題なく進んだ案件でも、「何が良かったのか」が明確になっていなければ、成功パターンとして継続することは難しいでしょう。
普段から何か「気づき」があれば、メモをしておく習慣を作っていることも重要です。
案件の記憶が「過去のこと」になる前に、経験から得た知見を携わったメンバーと共有することでチームとしての成長にもつながります。

どのように行なっているのか

「振り返り会」は、事前に各パート毎(セールス、コーディング、CMS/システム/サーバ、品質チェック等)に担当者が「案件振り返りシート」(下図参照)に記入した内容をもとに、意見交換をしていきます。
「案件振り返りシート」は、案件を「定量」と「定性」の両面から考察できるようになっています。

▼定量的な振り返り

「数字」で表せる要素を用いて、配分金額や稼働人日をもとに人日粗利を算出します。
見積もり時の工数予測と、実際にかかった工数も比較し、見積もり精度や生産性についての実際の数値を議論の材料とします。

▼定性的な振り返り

数字では表せない「質」的な側面に注目して考察します。
「プロジェクトの品質」と「Webサイトの品質」の2つの視点で、「よかったこと」「課題だと感じたこと」「改善すべき・したい・できそうなこと」の3つを書き出していきます。
これは振り返りの手法として定番であるKPT「Keep(よかったこと = 今後も続けること)」「Problem(問題点 = 今後はやめること)」「Try(次に試すこと)」の3つからなるフレームワークを基にしています。
そしてプロジェクト設計の総括として、「やること」「やらないこと」「中長期のテーマ」をまとめています。

成果と今後の課題

振り返りでは「自パートだけじゃなく、全体をよくする」という観点も大事にしていますが、各パートの連携による課題点や影響が可視化され、話し合われることで、全体を改善するための議論へと、意識が変化してきたように感じます。

現状は、全案件で「振り返り会」を行なえているわけではなく、何か課題点があった一部の案件での実施にとどまっています。
しかし、特に部署をまたいで進行する案件においては、よりよい連携フローを試し、確立していく必要があります。そのためにも、できるだけ多くの案件について振り返り会を実施していきたいと思います。
振り返り会は開催して終わりではなく、振り返った内容を確実に次に活かすことが重要であり、今後の課題でもあると考えています。

図:案件振り返りシート(部分)

図:案件振り返りシート(部分)

(モノサスタイランド 宮川)

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