コーディングファクトリートピックス

タイで制作されたものを日本でチェックする~離れた場所にいる相手と仕事をするということ~

タイで制作されたものを日本でチェックする~離れた場所にいる相手と仕事をするということ~

コーディングファクトリー(以下、CF)のサービスを支えるもう一本の柱、モノサスタイランド(以下、モノタイ)。離れた場所でモノが作られているとき、それをどうやってチェックするのか、コミュニケーションはどうしているのかなど、品質管理部のモノタイとの仕事の仕方についてご紹介します。

はじめに

CFの案件は、国内のみならずタイに拠点を置くモノタイでも制作されています。
モノタイでは、制作ディレクターに日本人が立ち、主にお客様と一緒に案件の必要事項を詰めたり、制作スケジュールの進捗管理をします。
日本人ディレクターの指示のもと、タイ人コーダーが制作したWebコンテンツは国内で制作されたものと同様、品質管理部のチェックが入ります。ただしモノタイで制作されたものをチェックする場合には、次のようなハードルが存在します。

  1. 1.やり取りが全て遠隔になる
  2. 2.コーダーがタイ人になる
  3. 3.やり取りをする相手が日本語ネイティブではない

日本人ディレクターがいるとはいえ、国内で仕事をするのとは少し勝手が違ってきます。距離、言語の違いなどによって生じる課題を解決するために、品質管理部がどんな工夫をしているのか、その一部をご紹介します。

どんなツールを使っているの?

8月号のCFニュースでもお話しましたが、品質管理部は、指示書やワイヤーフレームなどの資料を見ながら各項目に不備がないかチェックをし、不備がある場合は指摘内容をまとめ、制作チームに戻し、修正をしてもらいます。
モノタイの制作物をチェックする際の指摘内容の記載は、Google スプレッドシートを使用しています。

Google スプレッドシートを使う利点としては、

  • リアルタイムで情報を共有できる
  • チェック内容、修正結果を横並びに記入でき、運用しやすい(横並びの方が視覚的にステータスを追いやすく作業スピードを維持できる) ※下図参照
  • データの保存期間に制限が無い

などが挙げられます。
チェックの要として長らく利用してきた Google スプレッドシートは、まだまだ活かしきれてない部分もあるため、GAS(Google Apps Script)などのRPAを活用した業務効率化にも取り組み始めています。
いろいろなツールやサービスを比較検討した結果、現状は Google スプレッドシートの利用に落ち着いていますが、常に新たなツールにはアンテナを張り、より便利なものがあれば、今後導入も検討したいところです。

図:Googleスプレッドシートの利用例

図:Googleスプレッドシートの利用例

チェック内容の伝達はどうしているのか?

1. 指摘内容を日本人とタイ人の共通言語である英語でリスト化

モノタイのメンバーとやり取りをする上で発生した課題の一つとして、翻訳者の負荷とタイムラグの問題がありました。Google スプレッドシート上に記載するチェックの指摘はタイ人コーダーも見るので、日本語には翻訳が必要です。
当初は全ての指摘を日本語で記述していたため、翻訳者の負荷が膨大になり、翻訳待ちのタイムラグも多く発生していました。そこで、チェックで頻出する指摘を短い英語のセンテンスでリストにまとめ、指摘の際に使用しています。

  • 【例】
  • 文字サイズが違う→wrong font size
  • 余白が広い→too wide
  • スペーストル→del space

これらを含め、約30項目をリスト化。リスト化されていれば、チェック側も英語の文章を考える必要がありません。ポイントは「短く、わかりやすく」。
もちろん指摘によっては英語で表現しにくい内容もあるので、その際は翻訳が必要になりますが、このような取り組みをすることで、言語の違いはそれほど大きな問題ではなくなりました。

2. コミュニケーションの機会をつくる

働く場所が離れていると、会ったこともないメンバーもいるため、相手の顔や人柄が分からず、コミュニケーションが上手く取れないこともあります。
モノサスでは今年、社員旅行を初めて日タイ合同で行なったことで、交流の機会を持つことが出来ました。普段ビデオ会議や内線(IP電話)で話したことがあるメンバーも、やはり実際に会って話すことで理解し合える部分は大きく、普段の業務の進行にも大きく影響するのだと実感しました。
現在、一部の部署とモノタイをライブカメラで繋いでいますが、離れていても近くに感じられるような仕組みづくりは、今後も増やしていく必要があるのだと思います。

おわりに

弊社は、今回お話したモノタイ以外に、徳島県神山町と山口県周防大島にサテライトオフィスを構えています。私たちも、遠隔で仕事をすることが当たり前になってきました。
離れているがゆえに、上手くいかず、もどかしいこともありますが、最近感じていることは、時間や場所の制約を打開するための施策を常に考え、ひとつひとつ丁寧に解決していけば、仕事相手が国内、地方、海外、どんな場所にいてもそれほど大きな違いにはならないということです。
企業が拠点の場所を問わなくなってきている現代においては、通信環境が整っていれば、地方や海外での新たな働き方、より自分らしい働き方を選べる社会になってきているのかもしれません。

(品質管理部 川口)

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